プリント基板のアートワーク製作もCADなら便利

電子機器設計に欠かせない存在です

電子機器の設計は回路設計、基板設計などが中心になります。回路設計は電流の流れを図面に書き起こすもので、現在ではCADを使って設計が行われるケースが大半を占めます。CADには移動が自在に出来るので、スペースがなくなって書けなくなった時、既に書いてある部分を移動させながらスペースを空けて追加の回路を記述することが出来ます。これは手書きと比べて作業性が格段に向上した部分の一つです。回路図は電流の流れを示す図面ではありますが、直線を描くことで見た目も向上します。手書きではドラフターと呼ぶ製図器具を用いて、直線を描く必要があり、数本の平行線を引くためには少しずつずらしながらまっすぐな線を等間隔で書く必要があります。CADの場合は、2点を選択すれば直線を何本も描けますし、等間隔に描くことも自在に出来ます。

パターン設計はCADを使えば短時間で製作が可能です

基板設計はアートワークと呼ぶパターン設計が中心になります。電子部品を配置しながら、各端子を接続するためにアートワークを描いて行きます。電子部品の実装箇所にはランドと呼ぶ丸い穴が開いたアートワークを使い、両面基板の場合にはスルーホール用のランドを利用します。スルーホールは両面を接続するための穴で、表面と裏面が同じ位置に来るようにしなければなりません。CADでは透過させて表面と裏面を重ねてみることも出来ます。これはレイヤーと呼ぶ階層が設けられているためで、表面のレイヤーと裏面のレイヤーを分けて設計を行います。尚、レイヤーは表示と非表示を切り替えることも可能です。

電気工事の配線図面等をコンピューターを利用して設計製図する事を電気CADと言います。正確で綺麗な図面にする事が可能で、修正等も容易で時間効率を上げる事ができ、かつ、それにより人件費も節約できます。